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お薬手帳を忘れると損をする?「40円の差」のヒミツ

  • 患者さま

    あ、すみません!今日はお薬手帳、家に忘れてきちゃいました。
    なくても大丈夫ですよね?

    薬剤師

    大丈夫ですよ、処方箋があればお薬はお出しできます。
    ただ、お薬手帳がないと、今日のお会計が少しだけ高くなってしまうんです。

    患者さま

    えっ、手帳がないだけで高くなるんですか?
    数十円くらいだとは思うけど……なんだか損した気分(笑)。

    薬剤師

    そうですよね。実は3割負担の方だと「約40円」変わる仕組みがあるんです。
    なぜ金額が変わるのか、分かりやすく解説しますね。

  • 金額を決める「薬剤服用歴管理指導料」って?

    薬局で支払うお金の中には、「薬剤服用歴管理指導料(やくざいふくようれきかんりしどうりょう)」という項目があります。

    これは、薬剤師が患者さまの「薬の履歴」を確認し、安全に飲めるようにアドバイスしたことに対して支払われる手数料のようなものです。

    国が定めたルールで、全国どこの薬局でも共通です。

  • 安くなるための「2つの条件」

    お会計が安くなる(40円の割引が適用される)には、以下の2つをクリアする必要があります。

    ・3ヶ月以内に、同じ薬局(または同じグループの薬局)に来た

    ・お薬手帳を持ってきた

    この条件に当てはまると、手帳がない場合よりも14点(140円分)安く計算されます。窓口で払うお金が3割負担の人なら、約40円の節約になるというわけです。

  • なぜ手帳があると安くなるの?

    「手帳を確認する手間が省けるから安い」と思われがちですが、実は逆です。

    手帳があることで、薬剤師は「他のお医者さんからもらっている薬との飲み合わせ」や「過去のアレルギー」を、より正確に、スピーディーに確認できるからです。

    国としても「みんなに安全にお薬を飲んでほしい」という狙いがあるため、手帳を活用して安全に協力してくれる人を優遇する仕組みにしています。

  • 久しぶりに来ると「手帳あり」でも安くならない?

    「手帳を持ってきたのに安くなっていない」という場合は、前回の来局から3ヶ月以上空いている可能性があります。

    久しぶりの来局だと、薬剤師は「この3ヶ月で体調はどう変わったか?」「新しい持病が増えていないか?」をイチから詳しく確認する必要があるため、通常料金(手帳なしと同じ点数)に設定されています。

    ※2026年1月現在の制度に基づいています。

  • 患者さま

    なるほど。40円の差は「私の安全をしっかり守ってくれるための協力金」みたいなものなんですね。でも、ついつい忘れちゃうんですよね……。

    薬剤師

    そうですよね。バッグを変えた時などは特に忘れがちです。
    そんな時は、「スマホのお薬手帳アプリ」を使ってみるのはいかがでしょうか?

    医療コンシェルジュ

    スマホならいつも持ち歩きますし、ご家族の分も一括管理できて便利ですよ!当店でもアプリの登録や使いかたをお手伝いできます。

    患者さま

    アプリなら忘れなそう!次回までに設定してみます。

    薬剤師

    ぜひ!お薬手帳は、万が一の災害時や旅先で急病になった時にも、あなたの身を守る大事な情報源になります。
    節約のためだけでなく、あなた自身を守るために「いつもセット」で持っておいてくださいね。

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